『中華料理症候群』シェフ佐藤のモノローグ(79) 「身体は常にメッセージを送っている。」

  • 2017.03.23 Thursday
  • 08:00

 

私は、生まれつき化学調味料を受け付けない体質なので、外食や中食はしないようにしている。

 

 

 

 

世間では、中華料理やラーメンを食べた後に頭痛、顔面紅潮、身体のしびれ、めまいや吐き気などを起こす、ひどくなると呼吸困難を訴える人がいる。これは「中華料理症候群」といわれているが、日本では、現在化学調味料の使用に規制はないので、ラーメン店や中華料理店では驚くほど多量の化学調味料を入れている店もある。この化学調味料は、グルタミン酸ナトリウム(MSG)が含まれたうま味調味料で、味の素などの市販の調味料の他、インスタント食品、冷凍食品、弁当、惣菜、ジャンクフード、中国料理やアジア系料理店などに必ずといって使用されている。

 

 

日本うま味調味料協会では、外部機関の様々な検証によって中華料理症候群は根拠のない中傷と結論づけていて、化学調味料と中華料理症候群の因果関係は無いと否定する医師もいるようだが、グルタミン酸ナトリウム(MSG)は、食品に含まれる頭痛誘発物質として一般的に報告されている。

 

 

 

 

市販の弁当、惣菜や加工食品などに「調味料(アミノ酸等)」と表示されていたら、それはグルタミン酸ナトリウム(MSG)のことなので、口にしない方がいい。なぜ化学調味料と記載しないのかが不可解だが、明記してしまうと消費者が危険性を恐れ、敬遠してしまうからなのだろう。

 

 

使われている化学調味料や食品添加物が少しぐらいなら問題ないと思う人もいるかもしれないが、これらの化学物質を毎日のように摂り続けていると、体内には化学物質を分解する酵素がないので溜まり続け、やがて生活習慣病を始めとした病気やアトピー、花粉症などのアレルギー疾患を引き起こす恐れがある。また、化学調味料や食品添加物の日常的な摂取は、染色体異常や遺伝子損傷、精神異常にも影響を与える。

 

 

健康を維持していくためにも、普段から無添加の調味料や食品選びを意識した食生活を心がけていくことをおすすめしたい。食事の時間がないからとカップラーメンで済ませてはいないだろうか。身体は常にメッセージを送っている。

 

 

 

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