『ラクトアイス』シェフ佐藤のモノローグ(50) 「身体は常にメッセージを送っている。」

  • 2017.02.21 Tuesday
  • 13:00

市販のアイスクリームの原材料表示に疑問を思ったことはないだろうか。アイスクリームの商品であれば、その表示は「アイスクリーム」であるべきなのに、安価な商品ほど違う名称が付けられている。

 

 

 

アイスクリーム類は、乳固形分と乳脂肪分の含有率によって大別されており、含有率の多い方から「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」の3つの種類に分けられる。「アイスクリーム」は、乳固形分15.0%以上 うち乳脂肪分8.0%以上というように牛乳などの乳成分が多く含まれているのに対し、「アイスミルク」は、乳固形分10.0%以上 うち乳脂肪分3.0%以上の含有量が食品衛生法で定められている。

 

 

 

 

「ラクトアイス」については、乳固形分3.0%以上と乳成分がほとんど入っていない代わりに、欧米諸国で使用禁止または制限されている、人体に害を及ぼすトランス脂肪酸が含まれた植物性油脂が使われている。また、ラクトアイスにはアイスクリームを作るのに必要な卵が使用されておらず、砂糖の代わりに大量生産できる高フルクトースシロップや人工甘味料も含まれている。市販のアイスクリームの多くは「ラクトアイス」として表示されているが、この食品も乳化剤を始めとしたいろいろな食品添加物で生産されたアイスクリーム風味の冷菓だ。安価なラクトアイスをアイスクリームと思い込んでひんぱんに食べる、子供に与えるという行為は、ある意味危険なことと思う。

 

 

 

近年、生まれながらにして健康上の問題を抱えている子供や若年層の病気が増え続けているのは、添加物を日常的に摂る食生活が背景にあると私は考える。市販の菓子やアイスクリームなどの甘い食べ物や清涼飲料水は、体内からミネラルを奪ってしまい、緩衝作用のバランスが崩れて血液の質が弱まり、酸性に偏った状態になることで熱中症になる確率が高くなる。

 

 

 

温暖化が続いている現代、四季の移り変わりが感じられず、春になったと思ったら急に夏日が続いたりと、とにかく気候が不安定だ。暑さから解放されたいとラクトアイスを食べているようでは、そのうちミネラル不足によって深刻な熱中症になってしまい、病院に運ばれたとしても命を落とすことになるかもしれない。

 

 

 

安いからとラクトアイスばかり食べてはいけない。爪を押してみて、元のピンク色に戻るのに3秒以上かかっていないだろうか・・・。場合は身体は常にメッセージを送っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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